tebura0hitori's blog

体ひとつで どこへでも。そんな自由を求めていながら、自分をごまかし、だまし、なだめすかして生きている、そんなアラフィフの、叫びやひとりごとです。

モンスターと天使

モンスターがたくさんいる

でもごくまれに天使もいる

 

それはわかる。

 

苦しさの海を泳ぐように生きる その途中で

ふわーっと呼吸が楽になるように救われたこともある。でもそれは

 

だれか天使に救われたのではなく、たとえばラベンダーの植え込みから花の香りが流れてきたとき

 

たとえば 月夜の海でスポットライトのように照らされて一人で海を見ていたとき

 

たとえば 各駅停車の湘南電車に平日の昼間に乗り込み、カタンコトン カタンコトン とひたすら電車に揺られながら無心でいたとき

 

そして

いつでも 苦しみの海に私を引き戻すのは 過去の自分

 

それこそ思い出したら恥ずかしさに首をつりたくなるほど愚かだった自分

 

あまりにも 無知で 浅はかだった そのころの自分が

ふと思い出されたとき

 

暗くて 凍るようで 痛くて 辛い。

 

だけど やっぱりそれも 自分だけじゃなかったんだと、それだけはもう忘れたくない。

 

今日も 一日 心のアザを抱えたままではあったけれど、逃げ出すことをせずに頑張って過ごしてきました。

 

今の会社が どれほど 良いところなのか、酷いところなのか、ごく普通なのか

そんなことも私にはわからない

 

ただ わからないのに 動かないほうがいい。それだけが分っているのです。

 

なんもかんも忘れて眠りにつこう。